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さすらいの教師takebowの趣味の部屋

月曜日, 1月 01, 0019

【名曲名盤】エラ・フィッツジェラルド「Mack The Knife」


エラ。ジャズボーカリストの最高峰、20世紀の文化遺産、the First Lady of Jazz。ありとあらゆる賛辞が彼女、エラ・フィッツジェラルドには与えられているが、それらはこのアルバムの、この一曲にこそ相応しいと私は感じる。

最 盛期のエラがまだ東西に分断されているベルリンで見せたパフォーマンス。ドイツならではの御当地ソングとしてクルト・ワイルの歌を取り上げたのだろう が、彼女ならではの自由奔放さによってその世界は広がっていく。スキャットあり、サッチモあり、音の高低だけでない広がりあり。まさに宇宙的に広がってい く様は、ジャズのライブならではであろう。ライブのもつ楽しさ・ノリ・アドリブ・感動がこれほど詰まっているアルバムも珍しい。私の持っているCDは旧盤なので曲数が少ないが、今出ているのは『完全版(+4)』と銘打ってコンサートの全体像がつかめる感じなのだろう。ただ、私にとってこの盤はこの「Mack The Knife」の名演のみで充分、多くを望んではバチが当たると言えるかも知れない。

エラ・フィッツジェラルドはジャズそのもの。ボーカルこそ最高の楽器と実証してくれる歌姫である。


Ella Jane Fitzgerald 『Ella in Berlin』 VERVE 1960

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